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音楽作る時に出てくる「打ち込み」って何のことですか?
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音楽作る時に出てくる「打ち込み」って何のことですか?

ミュージシャンのインタビューなどの音楽制作の話題で「打ち込み」という言葉を聞いたことありませんか?

この「打ち込み」という言葉は、一体どんな意味を持つのでょうか。

「打ち込み」ってどういう意味なんでしょう?

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「昨日、徹夜で打ち込みして新曲完成させたよ!」

音楽制作している友達がこんな言葉を言いました。

音楽やっていない人からすると

「こいつは何にそんなに打ち込んでるんだ?」

「よく分からないけど一生懸命作ったってことか?」

とか思ってしまうかもしれません。

音楽制作などをやっていない人にいきなり音楽用語など使うと誤解されかねないので気をつけましょう!

ここでいう「打ち込み」とは、パソコンで音楽制作する時に、音楽ソフト(CubaseとかSONAR、ABILITYなど)に音符を入力したりして曲を作っていく作業のことを言います。

ですので、この場合はお友達は音楽ソフトに音符を入力して新曲を作ったということになります。

何かにただひたすら打ち込み続けていたわけではありません。

打ち込みについてもう少しだけ詳しくお話しましょう。

音符情報(MIDIデータ)を音楽ソフトに入力して曲を作っていくことを打ち込みといいます。楽曲データを作っていく作業のことですね。

昔はMIDIでの作業を打ち込みと言っていたのですが、最近ではパソコンで楽曲データを作る全般の作業を打ち込みと呼ぶようになりました。

よく作った曲を「この曲、打ち込みで作った?」とか聞いたりします。

これはパソコンで作った曲という意味になります。

それに対して、パソコンを使わないですべて人間の演奏で作られた曲を「生とか生演奏」とか言ったりします。

打ち込みで作られた曲はテンポが一曲を通して一定(変わらない)ものが多いです。

生演奏で作られた楽曲は演奏者の実際の演奏なのでテンポが一定ということはありません。

打ち込みの楽曲は音が情報として音楽ソフトに入力されているので、音の修正などが簡単というメリットがあります。

反面テンポが一定などパソコンで作った感が出てしまうデメリットもあります。

※テンポ情報を細かくパソコン上で書き込んでいくこともできます。

生演奏では奏者のテンポ感など生演奏ならではの質感があるのがメリットになります。

逆に一度録音して作ってしまったものを部分的に直すにはもう一度演奏し直す必要があり手間隙がかかるというデメリットもあります。

それぞれにメリット、デメリットなどがあるんですね。

最近では打ち込みはMIDIだけではなく、入力したMIDIデータに合わせて生楽器の音を録音して合わせて楽曲を作れるようになっています。

双方のいいとこどりみたいな感じですね。

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オトマナビ

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