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EDMの作り方を人気DJ Martin Garrix(マーティン・ギャリックス) に学ぶときの3つのコツ
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EDMの作り方を人気DJ Martin Garrix(マーティン・ギャリックス) に学ぶときの3つのコツ

みなさん、朗報です!

EDMのDJの名手Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)をご存じでしょうか?

彼は音楽制作では、FL STUDIO使いでも有名です!

YouTubeでも「Martin Garrix + FLSTUDIO」で検索すると、結構な数の動画が検索ヒットします。

ただし、話している言葉はもちろん英語なので、彼が操作している画面を目ン玉ヒンむいて注視することをオススメします!

それで今回は、Martin Garrix御大のFL STUDIO解説動画から、上手に学習するコツを考察していきます。

FL STUDIO解説動画で学習するときの3つのコツ

コツその1 PCでYoutubeを視聴する

YouTubeを視聴して何か学習しようとする場合、可能な限りPCブラウザで再生しましょう。

理由はYouTubeの便利な機能をフルに活用するためです!

動画の話し手が日本人の場合は、あまり気にかける必要がありませんが、海外のミュージシャンの解説動画だと、いくつか知っておくと便利な機能があります。

コツその2 字幕をオンにする

字幕表示が可能な動画では、字幕機能をオンにしましょう。

YouTube上でヒットするFL STUDIO解説動画の話し手は、欧米人の割合が高いので、字幕をオンにしておくと、しゃべりに合わせて英語字幕が表示されます。

字幕表示しておくと、英語が分からないなりに、DTM用語が出てくると、何となく何を操作しようとしてるか伝わってきます。

たとえば、SynthesizerのFilterのCutoff Frequencyだとか、DinamicsをAutomationでCurveだとか。

たいてい操作画面が表示されて、そのバックでペラペラと話してくれてるので、ツマミ操作など確認しつつ、知ってるワードを字幕で確認して、内容をつかもうという算段です!

もし、言語設定で日本語が選択できる場合は、日本語を選択しましょう(かなりまれです)。

コツその3 再生速度を遅くする

動画を再生してて、どうも再生スピードが早すぎると感じる場合は、「設定」の「速度」から「0.75」を選びましょう。

これをおこなうと、もとの再生速度の75%のゆっくりなスピードに落としてくれます。

しかも!!

ピッチは変わらず、そのままのピッチで再生スピードを落としてくれます。

こうすることによって、あわてて動画を追いかけていたのが、かなり落ち着いて視聴できるようになります。

さらに、この再生速度を落とす機能は、フレーズの耳コピーとか、コード進行のコピーなどに威力を発揮してくれそうですね!

速度を「0.50」まで落とすと、落ち着いてを通り越して、まどろっこしいくらいになります。

しゃべりだとちょっと遅すぎますが、速弾きフレーズなどはちょうどいい感じで聴きやすくなります。

Martin Garrixのトラックを分析してみる

Martin Garrix(マーティン・ギャリックス)とは?

簡単に彼のキャリアを紹介しますね。

1996年オランダ生まれのDJ、作詞家、音楽プロデューサー。

2013年にオランダのレコードレーベル会社スピニンレコードからソロアルバム「Animals」を発売。

「Animals」は瞬(またた)く間にヨーロッパを席巻。

当時、17歳で一躍スターに。

早熟ですね(汗)。

類(たぐい)まれなる才能と、相当な音楽のやりこみの深さをお持ちなのではないかと感じます。

いやーリスペクトですね!

しかし、世界的にもヒットした楽曲が、僕らが使用しているDAWソフトと変わらないというところに、なんか愛着みたいなのがわきますね。

Martin Garrixの楽曲の特徴

最近のEDMのサビ(ドロップ)の傾向として、大きく2つに分けられる気がします。

1つ目は音数を増やすドロップ、2つ目は音数を減らすドロップ。

そして、彼は後者の音数を減らすドロップの名手だと、僕は感じます。

たとえば、彼の代表曲「Animals」だと、

ブリッジ後半で、「おお!サビが来るのか?!」と盛り上がっていったら、「テテテンテケ」と印象的なシンセフレーズとパンチのあるキックがメインのシンプルさ。

音数減らしても、しっかり縦ノリできるトラックの好例ですね!!

単に音数を増やせば、盛り上がるわけじゃない!

というお手本を示してくれてます!

Martin Garrixのトラック制作動画をチェックしてみよう!

まずは、これ。

この動画、プライベートスタジオらしき場所で、せっかく、じっくりと「Animals」の再現データを丁寧に解説してくれているのですが、残念ながら字幕機能が使えません。

そこで、こちら。

何かのライブ放送で、楽曲制作のスタートの取っかかりについて、その場でリアルタイムに解説をまじえながら、FL STUDIOで打ち込みしていく流れをチェックすることができます。

コチラの動画は、字幕表示できますね!

しかもオランダ語が英訳されているみたいです。

YouTube賢い!

まとめ

結果

アウトプットするためには、莫大(ばくだい)なインプットが必要です。

少しでも良質なインプットをおこなうためには、好きなものだけでなく、多少負荷がかかったとしても、貪欲(どんよく)にインプットをおこなうくらいがちょうどよいです。

それが日本語を離れたとしてもです。

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ライタープロフィール

SHAKE

SHAKE

音楽活動サービス「SOUNDSHAKE」主宰。

サウンドクリエイター、コンポーザー、トラックメイカー、アレンジャー、ボイストレーナー。

CM、ショップBGM、などの映像やアプリの音楽を作曲したり、歌モノの編曲をしたり、オープンワールド系ゲームで旅したり、ググールアースで海外旅行したりしてます。

ウェブサイト:https://www.trackedmusic.com

Twitter:OngakuBlog

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