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ハウスの「4つ打ち」を打ち込んでみよう。これから始めるDTM入門
最終更新:

ハウスの「4つ打ち」を打ち込んでみよう。これから始めるDTM入門

今回は、ハウス・ミュージック(House music)での音楽制作(MIDIでの打ち込み方)の流れを、順に説明していきたいと思います。

これからDTMをはじめようとお考え方はぜひ参考にしてみてください。

4つ打ちとは

4/4拍子の楽曲で、バスドラム(=キック)が拍の頭で鳴っているものを指します。

DAWソフト。打ち込み画面

上からキック、スネア、オープンハイハットですね。

ハイハットをジャストより前に打ち込むのがポイントです!

このパターンを、定番のRoland TR-909系の音色で鳴らすと次のようになります。

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同じパターンでも、音色を変えるとこのような感じに。

[soundcloud url=”https://api.soundcloud.com/tracks/281002301″ params=”color=ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false” width=”100%” height=”166″ iframe=”true” /]

先ほどより現代的な感じがしますね!

クローズドハイハットを足してもっと複雑なパターンにすると次のような感じです。

DAWソフト。打ち込み画面

[soundcloud url=”https://api.soundcloud.com/tracks/281002779″ params=”color=ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false” width=”100%” height=”166″ iframe=”true” /]

4つ打ちのトラックメイク

さて、いよいよ実践的な打ち込みについての解説です!

今回は、私が最近作った曲(ジャンルはProgressive House)を題材に進めていきたいと思います。

[soundcloud url=”https://api.soundcloud.com/tracks/281003059″ params=”color=ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false” width=”100%” height=”166″ iframe=”true” /]

プロジェクト画面はこのような感じ。

DAWソフト画面

上からドラム、SE(効果音)、シンセ、ベースとなっています。

ドラムパート

では、まずはドラムセクションから作っていきましょう!

といっても、私の場合サンプラーにサンプルを貼り付けて打ち込むということはあまりなく、既存のループ素材をそのまま使うことが多いです。

今回も、メインのドラムとして3種類のループを使用しています。

キックのループと、スネアとハイハットが含まれるトップ・ループ2つですね。

DAWソフト。波形画面

素材をそのまま使っているので音源は省略します。

なおループ素材は、Sonicwireなどのサイトでサンプルパックとして手に入ります。

参考:SONICWIRE | サンプルパック・ソフト音源・効果音・BGMの、世界最大級のサウンド配信ストア「SONICWIRE」

シンセパート

続いて、シンセセクションにとりかかりましょう。

メインのシンセは2種類です。

まずは、Progressive Houseでよく聴かれるPluck(プラック)という音を打ち込みます。

DAWソフト。打ち込み画面

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カットオフパラメータと、リバーブへのセンド量が徐々に変化するようにオートメーションを書いています。

DAWソフト。打ち込み画面

もうひとつはシンセのリフですね。

DAWソフト。打ち込み画面

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ディレイが気持ちいいですね!

ここで、ドラムとシンセを合わせて聴いてみましょう。

[soundcloud url=”https://api.soundcloud.com/tracks/281003690″ params=”color=ff5500&auto_play=false&hide_related=false&show_comments=true&show_user=true&show_reposts=false” width=”100%” height=”166″ iframe=”true” /]

おお!すでにそれっぽい!

なおシンセパートでメインとなるのはこの2トラックで、他のシンセは隠し味的に使っています。

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