アコースティックな音楽に最適!?プレミアムインイヤーイヤホンNW-STUDIO NEOレビュー
ninewaveより発売されているプレミアムインイヤーイヤホンNW-STUDIO NEOを普段からギタリストやDTMerとしても活動しているスタジオスタッフが聴いてみました!
外観のレビューから気になる音質のレビューまで、普段から音へこだわる音楽人のレビューです。
外観
まず、外箱は日本のメーカーっぽいシンプルなデザインで高級感のあるたたずまいです。
9Wと刻印された高級感のある専用ケースが付属します。
とても軽い素材で作られていますが、耐久性も高そうですので、持ち運びにはとっても便利です。
大きさはギリギリポケットに入る大きさという印象です。
イヤホンケースにはよくあるサイズですね。
本体もかなりシンプルで洗練されたデザインになっています。
ケーブルの長さは、イヤーパッド部分まで含めて1メートルちょっとで、成人男性の両手を広げた長さよりも若干短い程度です。
取り回しに支障はありませんが、個人的には少し短いと感じました。
しかし、音質優先のデザインと考えると全く気になりません。
ケーブルもクセがつきにくくちょうど良い太さと硬さです。
イヤーパッドは1セットのみ付属です。
かなり薄くて柔らかいタイプになっています。
本体の軽さと相まって装着感があまりありません。
あまりにもないので、ちゃんとつけられているか不安になる人もいるかもしれませんが、長時間使用する方には耳が痛くならないのでオススメです。
音質レビュー
肝心の音質ですが、良いです。
とてもクリアで飽和感が一切ありません。
複雑な編成の楽曲でも相当クリアに聞こえます。
ドライバーの複雑な挙動がしっかりとコントロールされている証拠ですね。
若干ですが、中〜高音域寄りの音質のため、高級イヤホンにしては低音の派手さにかけるため、現代のデジタル音楽を聴くにはもの足りなさを感じる方もいるかもしれません。
一方で、アコースティックな楽器の再現性はとても高いと感じました。
ボーカルの歌声もかなりリアルです。
また、高域のキツさは新品の段階での印象ですので、使用によって落ち着いてくるかもしれませんね。
あとは、ボリュームに対しての追従性がすばらしく、小さい音でもはっきりと聴き取れますし、大きくしても音割れが起きにくいです。
全体的に見て少し玄人向けというか、人を選ぶ製品ですが個人的には好印象でした。
1つ気になった点を挙げると、デザインのシンプルさゆえに左右がわかりにくいことぐらいです。
しかし、カナル型のイヤホンが苦手な方には間違いなくオススメできるイヤホンでした。
商品概要
■NW-Driver NEO
日本が誇るイヤホンの技術者がNW-STUDIO NEOの為に開発したオリジナルユニット「NW-Driver NEO」
プレミアムイヤホンを支える最新ユニットです。■DUAL Anti-Standing Wave System 2
共振や定在波を回避する「DUAL Anti-Standing Wave System」をさらにブラッシュアップ。
NW-STUDIO NEOは、音質に悪影響を与える不要な成分を抑制することで、音が持つ潜在的な力をフルに引き出し、音源の魅力をあますことなく再現します。■NW-EarChip
多くの方の耳にフィットするようにデザインした「NW-EarChip」により、今まで以上の装着感となりました。
また、この独自のイヤチップは「DUAL Anti-Standing Wave System 2」を機能させる役目も果たしています・高級オーディオ用ケーブル使用
・アルマイト処理を施した筺体
・専用セミハードケース付属
・ドライバー2年保証(断線については1年保証)e-frontierオフィシャルオンラインストア
http://www.e-frontier.co.jp/onlinestore/products/nw-studio_neo/kizumonogatari/
概要
ヘッドホンタイプ | オープンエアダイナミック型 イヤホン |
駆動方式 | Φ13mmダイナミック型 (振動板外径 12mm) |
質量 | 約18g |
仕様
定格インピーダンス | 32Ω±20% (1kHz) |
最大入力 | 100mW |
定格周波数範囲 | 20Hz〜20,000Hz |
出力音圧レベル | 113±3dB SPL/mW (1kHz) |
プラグ | 金メッキL型ステレオミニプラグ゙(3.5mm) |
コード | 1.2m 導体4芯仕様 |