レコーディングエンジニアになるために必要なこと
「レコーディングエンジニアになりたい!」「音響技術を極めたい!」
今回は憧れのレコーディングエンジニアになるために必要な資質やスキルなどをまとめました。
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レコーディングエンジニアに必要なスキル
音楽知識
多くの音楽を知っているというのは、知識というより経験かもしれません。
良い作品にするためには、良い作品を知っていることが絶対条件です。
自分が好んで聴いている楽曲だけではなく、ジャンル問わず幅広く音楽を聴くようにしましょう。
管理術
レコーディングしているセッションデータ、機材の管理、スケジュールなどを、すべて把握し、管理して進行しないといけません。
これはどんな仕事でも言えることかもしれないですが、身につけておきたいスキルです。
参考:【バンドマンのための】アルバムCD制作入門〜スケジュール編〜
最低限の楽器の演奏技術
音を知ると言う上では「楽器を奏でる」ということも必要だと思います。
ドラムセットやギターなどの楽器自体のチューニングや調整をする場面も多くあります。
演奏経験があると様々なことに応用できる機会が多いです。
参考:京都の音楽学校・音楽教室まとめ。おすすめの音楽塾・ミュージックスクール一覧
今から準備しておくべきこと
キレイな八の字巻きをマスターしておく
レコーディングスタジオではケーブルを巻く機会が多いのですが、そのほとんどが「八の字巻き」という方法で巻いてます。
5m程度のマイクケーブルなら10秒以内には巻けるよう練習しておきましょう。
同時にマイクスタンドの使用方法にも慣れておきましょう。
マイPCを購入する
最低限パソコンスキルは培っておきたいのです。
自分で購入し、設定するところから覚えていきましょう。
ちなみにレコーディングスタジオは、Macが主流です。
参考:Apple社 Mac
参考:なぜMacなのか?ミュージャンがこぞってMacを使う理由
Pro Toolsの操作
必要なスキルでも上げたようにPro Toolsの操作には慣れておかないといけません。
- 基本的な機能
- プラグイン使用方法(音を扱う上でのエフェクト操作)
- ショートカットの使用
- データの管理方法
レコーディングスタジオのPro Toolsを揃えるのは、なかなか現実的ではありませんが、一般のタイプなら3万〜5万ぐらいで購入できます。
所有しているパソコンにインストールしてどんどん使っておきましょう。
音楽仲間を増やす
過去エンジニアになった人の経緯を振り返ってみると、音楽仲間が周辺に多いことに気がつきました。
この業界は意外と狭い業界なので、多くの人と繫がっているとチャンスはたくさん転がっています。
良い環境でたくさん音楽を聴く
音が良いと評判のいいライブハウスやコンサート会場に足を運んでみたり、CDを購入してしっかりスピーカーで聴いたり、音楽を聴く環境に妥協はしないほうがよいでしょう。
楽器事に音を聴き分けれたりできるぐらい、たくさん音楽を聴き耳を鍛えておきましょう。
リハスタでアルバイトしてみる
マイクスタンド〜機材・楽器の扱い方、ミュージシャンのおもてなしの仕方など…
レコーディングスタジオではないですが、多くのミュージシャンや音楽人が集まるリハーサルスタジオでの勤務経験は、決して無駄にはなりません。
以下も参考になれば幸いでございます。
参考:【音楽スタジオのアルバイトってどう?】仕事内容や心構え、あると便利なスキルや面接対策について教えちゃいます!
参考:音楽関係のお仕事一覧
最後に
レコーディングエンジニアにも様々なタイプの方がおられ、100人いたら100通りの経験がありますので、一概に「こうすればなれる」と言うものではありません。
向き不向きなどが決まってあるわけではなく、確実な進路コースがあるわけでもないですが、「音楽が好き!」という気持ちと「もっと良い作品にしたい!」などの向上心は、レコーディングエンジニアが皆共通していることです。
自ら学んでいくことが、なによりも必要なのではないでしょうか。
今回は将来レコーディングエンジニアを目指している方にとって少しでも参考になれば幸いでございます。
応援しております!
ライタープロフィール
スタジオラグ
中尾きんや
スタジオラグスタッフ
ウェブサイト:https://www.studiorag.com
Twitter:kin_kinya