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DTMや作曲に役立つ!ドラム打ち込みの基本
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DTMや作曲に役立つ!ドラム打ち込みの基本

スタジオでレコーディングされてるバンドの方でも、最近作曲での悩みをよくお聞きします。

例えば、

  • 自宅でいつでも曲を創りたい
  • デモ曲をバンドメンバーに伝えたい
  • メンバーに他パートがいない

などなど。

そうするとバンドでの作曲やデモ音源には、今や欠かせないのがドラムの打ち込みです。

パソコンで完結

昔はMTRと呼ばれる機械でやることが多かったのですが、現在ではパソコンでソフトシンセと呼ばれる音源を使ってさまざまな楽器音を自動演奏できます。

そのためには「DAWソフト」が必要になりますが、現在は1万〜3万ぐらいからありますので、より身近になってきております。

これを機会に、作曲活動を初めてみるのはどうでしょうか☆

今日はわたくしが普段作曲などで使用してる流れを、少し紹介できたらと思ってます。

制作の流れ

「Pro tools」(DAWソフト)をベースに、「AddictiveDrums」というソフト音源での、制作の流れを紹介します。

AddictiveDrums

インストゥルメントトラックを立ち上げる

まず、「Pro tools」(DAWソフト)立ち上げ、新規トラックを作成し「インストゥルメントトラック」を立ち上げます。

※ドラムフレーズを作成するので「ステレオトラック」です。

AddictiveDrums 準備1

そして、そのトラックに「AddictiveDrums」というソフト音源をインサートします。

AddictiveDrums 準備2

そして、作曲したい曲のテンポの設定を行います。

AddictiveDrums 準備3

ピアノロールで打ち込む

そして、MIDIエディター画面を立ち上げ、打ち込みをしていきます。

ドラム打ち込み 1

MIDIファイルには、MIDI楽器を演奏するためのMIDIデータだけが記録されており、音そのものが含まれてるわけではありません。

ドラム打ち込み 2

画像で見えてる打ち込み画面の演奏が、ここで聴けます。

続いてクラッシュシンバルや、タムのフレーズを付け加え、少し派手にしました。

ここでの注意点が「実際ドラムを叩いてる目線になる」ということです。

参考:ドラムセットの基礎知識。各パートの名称と役割

例えば、実際ドラムを叩くときにシンバルを鳴らすとき、ハイハットを叩いてる手は、そこから離れるためハイハット鳴りませんよね。

これも再現しようと、ここではハイハットが歯抜けになってます。

ドラム打ち込み 3

ここで聴けます。

ベースを重ねる

ドラムだけだと寂しいのでベースを加えてみました。

赤いMIDIファイルがベースです。

ベース打ち込み 1

ここで聴けます。

これはおまけです。笑

MIDI打ち込みでは音の強弱やボリュームも変えられます。

例えば「ドラムロール」みたいにどんどん強くなるみたいなことが再現できます。

右手と左手の叩き具合など変えてみるとよりリアルになります。

ドラム打ち込み 4

ここで聴けます。

スマホやタブレットで使えるDAWアプリ

オールインワンレコーディングスタジオ|Apple GarageBand

GarageBandがあれば、iPad、iPhone、またはiPod touchが多彩なTouch Instrumentのコレクションと、プロ並みの設備を持つレコーディングスタジオに変身。

楽器に触ったことがない人でも、いきなりプロのように弾けるSmart Instrument。

エレクトリックギターをiPad、iPhone、またはiPod touchにつなげば、クラシックアンプやストンプボックスエフェクトをリアルに再現したサウンドも楽しめます。

GarageBand
カテゴリ: ミュージック 無料 iOSユニバーサル 評価: 3.42853
iPhone・iPad

スクリーンショット

Andoroid版もある本格的シーケンサー|FL Studio Mobile HD

「STUDIO」の名前のとおり、音楽制作に必要なものをワンパッケージに集約。

シーケンサー、シンセサイザー、サンプラー、ドラムマシン、エフェクト、オーディオレコーダー、ミキサーなどを完全一体化しており、外部音源や外部ミキサーがなくてもFL STUDIOだけで音楽制作が楽しめます。

必要なものは「センス」だけです。

FL Studio Mobile
カテゴリ: ミュージック ¥2,000 iOSユニバーサル 評価: 4
iPhone・iPadAndroid

スクリーンショット

最後に

今回はソフトの使用方法というより、ざっくりこんなことができるというのを紹介しました。

作曲でお困りの方でまだ使用したことない人は、是非使ってみて下さい。

また店頭でもご相談受け付けてます。

参考:宅録・DTMで作曲を始めたい

ライタープロフィール

中尾きんや

スタジオラグ

中尾きんや

スタジオラグスタッフ

ウェブサイト:https://www.studiorag.com

Twitter:kin_kinya

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